2000
12月 今年のやり残したコト
今年の3月に引っ越したのに開けてないダンボール2,3個あり。
それを11月の公演前に片づけて、すっきりとした気持ちで公演に望もうとしたのだが、ダンボールから出しただけで部屋の片隅に放置。いかんぞ!今年中になんとかせねば!
このまま行くと引っ越して1年間も引越しが終わらない事になる。
いや待て待て、違うぞ!その考えは違う!その片隅に置かれた小物たちは、いつか片づける為にそこにあるのではない!そこが彼等の置き場なのだ。使ったらそこに返せばいいのだ。なーんだもう片付いてんじゃん。
・・・いいよね。俺、間違ってないよね!ねぇってばよう!
11月 自分を見失った瞬間
昔から僕は良く自分を見失う。
といっても興奮して自分を見失うのではない。( ま、たまにあるけど・・・。)
考え事をするといつもそうだ。端から見るとかなりヤバイらしい。
例えば20歳くらいの時の事だ。その頃下北沢にある「カフェラミル」という喫茶店でバイトをしていた。店にはカウンターの中に店長がいて、ホールに僕しかいない状態だった。午前中ということもあってお客さんがひとりも入ってこない。物思いにふけるにはもってこいだ。店内に流れるモーツアルトの心地よい調べとともにディープな思考の世界に入っていった。多分コントのネタの事を考えていたような気がする。暫くすると店のドアが開くような物音がした。実際は誰も入って来ていないのだが、僕は思考の世界から出てこないまま、お冷やを用意し誰もいない席にお冷やを置き「いらっしゃいませ。」といった。しかしさすがに我に返りお冷やを持ち帰ろうとした時、視線を感じ振り返ると店長がなんともいえない顔をしてこちらを見ていた。一部始終を見ていたのだ。そして一言、
「誰かいるの?・・・っていうか、何か見えるの?」
何も見えるはずがない。しばらく二人に会話はなかった。
モーツアルトの調べが静かな店内にこだました。
こんな僕って・・・・・どう?
10月 自分の中のダメな部分
9月のテーマをアップし忘れてしまった。何度か2ヶ月まとめてアップしたことが
あるが、
その度に期日までに必ずアップすることを誓うのだが・・・。
うーん、ここ最近は調子良くアップしていたのに・・・。
いや、待てよ・・・。うちの劇団一のぐうたら女優の河野景子なんか4月ぐらいからアップしてないぞ。なーんだ。上には上がいるもんだ。(この場合「下」か)って、その考えが駄目だってーーーの!
人は人。遅れずにアップしろってーーーの!
あっ、そうそう、あんなに頑張ったダイエット。
見事にリバウンドしました。
今、せめてダイエット前の体重を越えない様に日々運動中!
だめだな。俺って・・・。
9月 こんなものがあったら嬉しい
9月29日(金)から10月1日(日)までハラホロのアトリエで女3人だけの若手公演がある。何の因果か演出ナンゾを頼まれてしまった。生涯一役者でありたい自分には、ちとむず痒い感じなのだがアトリエ公演でもあるしハラホロに古くからいる者の努めとして若手の育成に一肌脱ぐことにした。
が!!どうにもこうにもこの3人、台本を貰ってもう一ヶ月以上経つと言うのにまだ台詞を覚えられない。熱意はあるようなんだがいつまで経っても覚えない。
ひょっとして頭が悪いんじゃないだろうかと心配になる今日この頃。
しかし「出来の悪い子ほどかわいいとよくいうじゃないか。」と自分に言い聞かすが、これがちっともかわいくない!顔の真ん中をグーで殴りたくなるが、そんな気持ちをぐっと抑える。まさに演出とは忍耐である。なんちゃって・・・。
そこで僕の「こんなものあったらいいなぁ。」は、皆さんおなじみのどらえもんの「記憶パン」である。くーーっ、ほっしーーーっ!!
これさえあれば、あの三馬鹿娘の口の中にねじ込んで台詞を記憶させるのに・・・。
いや待てよ。それさえあれば公演本番3日前や酷い時は本番当日の5時間前に最後の台本を渡される俺の悩みも解消できる。そうさ!!それさえあれば本番の幕が開いても舞台袖で覚えられる!作家の中野氏も思う存分筆をふるえるときたもんだ。うーん、欲しい。っていうか速く書けよ・・・。
「頼むよー。なんとかしてよー。どらえもーん。」なのである。。
8月 得した気分になったコト
先月のテーマで書いたダイエット対決の勝負の結果は、僕と中野氏が目標クリアで計量パス!!
(ちなみに僕は74.5kgから64.0kgの10.5kg減!!)
河野景子の一人負けで、彼女の二万円を中野氏と僕で分けあった。
僕はさっそくその一万円で焼肉を食べに行った。
美味しかった。
ありがとう。河野景子。君の無け無しの金で食べた焼肉は本当に、
ほ・ん・と・うに美味かった。
しかし、帰って体重計に乗ってびっくり!!
3kg太ってた・・・。(俺の体はスポンジか!!)
でも、以前なら若い頃と違って、体重が一度ふえるとなかなか落ちにくい体だったのが、スポーツジムで軽く汗を流すだけでどんどん体重が落ちていくのだ。約二ヶ月の間勝負に負けるのが嫌で、毎日豆腐しか食べなかった辛い日々のおかげで体質が変ったようだ。太ってた時に比べ体も軽く運動するのが億劫にならない。したがって食べても太らない。好循環だ。
辛い勝負だったが今思えばやって良かった得した気分である。
ま、これをキープするのが、大変なんだけどね・・・。
7月 ストレス発散法
座長の中野俊成と、うちの女優河野景子と僕の3人でガチンコダイエット対決を行う事になった。計量日(7月2日)までに目標の体重に達しないと2万円払わなければならないというルールだ。僕の目標は2ヶ月で10kg痩せるという過酷なものになった。当然ストレスが溜まる。公演中なら河野景子でもいたぶってストレス解消するのだが、今は公演期間じゃないのでそうもいかない。しかたがないのでダイエットも兼ねて入ったスポーツジムで発散する。そのジムは色んなカリキュラムがあるのだが、中でも僕のお気に入りはボクササイズだ。鏡に向かってシャドーボクシングをやったり、実際にグローブをつけてミットを打ったり(さすがに人と殴り合ったりはしないのだが)。これが中々ハードで約1時間動きっぱなのである。僕は絶対に2万円を払いたくない!払ってたまるか!という思いがあるのでモチベーションが非常に高い。したがって僕の半径1メートルはスポーツジムではなく、ボクシングジムと化す。たぶん端から自分を見ると引くぐらいの頑張りである。そして猛烈にパンチを打ってる僕らにインストラクターが叫ぶのだ。
「嫌いなヤツを思い出して、思い切り打ってぇー!」
そんな時必ず僕の頭に浮かぶのは松澤仁晶。出てくるなと言っても必ず出てくる。そんな彼の鼻めがけて、打つべし打つべし。
気が付くと僕の頭の中では鼻血ブーな松澤がへらへら笑いながら倒れている。その鼻血の量は鼻の穴に500円玉が入るだけあって半端じゃない。
そんなことを思い浮かべながらボクササイズの時間を終える。
サウナに入ってシャワーを浴びて、スッキリとした気持ちで家路に就く。
これがここ最近の僕のストレス発散方だ。
松澤君、いつも殴ってごめんね。鼻時を出してる君の顔、とても素敵だよ。
6月 私が見かけた妙な人
唐突だが、僕は桃が大好きだ。
あれは中学3年の夏の夜の事だ。その日はとても寝苦しく中々寝つけなかった僕は、冷蔵庫の中に大好きな桃があることを思い出した。ちょうど喉も乾いていたし、無性に桃が食べたくなり台所へ向かった。真夜中なので電気を点けるのは迷惑だと思い、冷蔵庫の明かりを頼りに桃の皮を剥き、その美味しそうな桃にむしゃぶりついていた。その時、台所の隣の部屋で寝ていた祖父がトイレに起きて来た。僕が桃を食べな
がら振り返ると祖父と目があった。しかし祖父は何も言わず用を足してまた部屋に戻って行った。一言も言葉を交わさずに部屋に戻ったので何か変だなぁと思いつつも床に就いた。
翌朝その台所で朝食を食べていると祖父が部屋から出てきて、いきなり顔を引きつらせながらこう言った。
「ゆ、裕次郎!!昨日、台所でオバケが桃を喰いよったぞ!」
「・・・・・・・・・じいちゃん、それ、オレ。」
家族中が朝から和んだ。
夏になり、桃を食べると亡くなった祖父を思い出す。
そんな祖父に年々似てくる自分が恐い。
5月 私の◯月病
5月は僕にとって心地の良い月だ。それは3月、4月の花粉症の時期を過ぎるからだ。今年は辛かった。例年の10倍位の花粉が飛んだらしい。
この時期は僕は機能が停止している。ものを考えることが嫌になる。
前回の公演はぎりぎり僕の花粉症の時期を越えていて助かった。
鼻声の役者ほど間抜けなものはない。「まみむめも」が「ばびぶべぼ」になるのである。人を笑わすのは好きだが、笑われるのは嫌なのである。
僕に限らず、うちの劇団には花粉症の役者が沢山いる。その連中だけが集まった舞台の中のワンシーンを想像して欲しい。台詞が聞きづらくてしょうがない。まっ、それはそれで面白そうな気はするが・・・。
以上のことでも分かるように公演が成り立たない。したがって、ハラホロに3月公演はない!・・・と思う。
4月 不思議な夢
僕は幼少の頃、ある同じ夢を見てウナされ続けた思い出がある。
そのウナされ方がスゴイ。夜中に泣きながら部屋中を駆け回り、何か数字の様な言葉を叫び続け、家中の扉という扉を開け、何故かお風呂に入ったりし、家族が僕を取り押さえるまで、その行動を繰り返し続けるのだ。
そして目を覚ますと、僕の廻りで家族が心配そうに僕の顔を覗き込んでいるのだ。そして翌朝家族に「数字が追いかけて来るのか?」とか、「扉を開けていたが何か探していたのか?」とか、「風呂に入ってたが寒かったの?」とか、色々聞いてくるのだけど、本人はそんな事した記憶がないのである。
でも、断片的ではあるがその夢は未だに覚えている。映画のフラッシュバックの様にどんどん場面が挿入されるような感じで色んなカットが頭に浮かぶのだ。
例えばこんな感じだ。
僕が僕と同い年位の赤いスカートを履いた女の子とブランコで遊んでいるカット。
沢山のミサイルみたいな物がある場面のカット。
暗い部屋でスーツ姿の男の人が何億とか何兆ものお金の話をしていたりするカット。
真っ暗な狭い洞窟で向こうに見える光に向かって進んでいるんだが、風が強くてなかなか進めなくて、僕の後ろにいた髭づらの仲代達也の様な目をした人がその風に吹き飛ばされていく瞬間、「おぼえてろよー! 」みたいな事をいわれるカット。
という脈絡のない物が色々出てくるんだが、
その洞窟を抜けてマンホールの蓋みたいな物をちょとだけ開けて外の様子を伺うと、商社のガラス張りの玄関から金髪の男の外人がこっちに向かってくる所で、だいたい目を覚ますのだ。
何が恐いのか今じゃ分からないが、とにかく同じ夢で毎回うなされ駆け回っていた。
こんな事が度々続き、ひどい時は毎日起こるのだ。
これじゃ家族がたまらんと、ある時神社みたいな所に連れて行かれ、霊媒師のおばさんに経典の様な物でバシバシ叩か れお払いをされた。本当かどうかはわからないが、その人に「先祖の因縁がうんぬんかんぬんで、とりあえず21歳まで止めときます。それ以降は、自分で何とかできる体力が出来るので・・・。」と言われた。(あまり記憶は定かじゃないが・・・)
その夜、いきなり例の夢を見た。
子供心にも「おいおい、止まってねぇーじゃねーか!!」と、ツッコミを入れた記憶がある。
3月 すきな場所
日のあたるベランダ。
3月から新居に移る事になった。
僕は毎回引っ越す度にテーマを決めている。
微妙に住む所をグレードアップさせてるのだ。
高校を卒業後、上京して借りたアパートは高田馬場の古ぼけたアパート、当然風呂なしのため次に住む時は風呂付きと決めていた。
2年たって風呂付きの部屋をゲット。明大前の1DKのアパートだ。ここには6〜7年位住んだ。(座長の中野俊成も転がり込んで来て3ヶ月ほどいっしょに住んだ事がある。)
祖師谷大蔵に引っ越した。これまでのアパートが和室だった為、今度は洋室で暮らしてみたかった。
部屋が8畳位の1Kで一人暮しには充分なのだが如何せんベランダがない為、洗濯物が干し辛い。
とゆうわけで今度は「日のあたるベランダ」なのである。
今回は新築のアパートで日当たり最高!
オールフローリングで風呂場には窓がついていて(カビが生えにくくて良い)南に向いたベランダがある。今の僕にはベストな環境だ。
今までの部屋でも劇的ではないが僕なりの「小さなドラマ」があった。
今度はどんなドラマが体験できるのか?
楽しみだ。
2月 自分だけの記念日
これと言った記念日のない自分にとって、「記念日」と言って思い付くのは誕生日。2月3日生れの僕は今年で33歳になる。
親にも「自分達が生きてるうちに孫の顔を見せとくれ。」と辛気臭い事をいわれる始末。うーん、そろそろ別の記念日も作って見るか。
「結婚記念日」や「滝裕次郎ジュニア誕生記念」とか・・・。
うひゃーーー。どうしましょう、皆さん!!
1月 今年の抱負
去年、僕の書いた『今月のテーマ』を、一年分まとめて読んだという知人に「滝さんのは、12ヶ月中、3回か4回はダイエットのこと書いているよね。そんなに気にしてるの?」と言うわれて慌てて確認。
書いている!!
回数にして4回、確かに書いている!!
いかん!!いかんぞ!!
このままでは、小堺一樹(字あってる?)やモト冬樹のハゲネタや、明石家さんまの離婚ネタ、はたまたハラホロホームページ上で繰り広げられる河野景子の『醜悪恋愛夢ばなし』といっしょではないか!!
そこで今年の抱負。
「気にしない。太ろうが痩せようが気にしない。自然体。全てにおいて自然体。」
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